日本人の食事は戦後の高度成長期までは、
ご飯とみそ汁、漬け物、魚介類という、
高塩分、高炭水化物、低動物性たんぱく質が特徴
でした。それが、20年前ごろから急激にコンビニエ
ンスストアやファミリーレストラン、ファーストフード
など、外食産業が急成長すると共に、食事の欧米
化が顕著になりました。
若者を中心に、動物性たんぱく質や脂質の摂取量が大幅に増加しています。
このような急激な変化の背景には、核家族化が進んで家族団らんで食事をする機会が減り、
朝食をとらないなどの不規則な食事、昼食や夕食をコンビニ弁当やインスタント食品など
特定食品で済ます、など社会状況の大きな変化があります。
病気を予防するために 食事との関連が深いとされる疾病には、
高血圧、高脂血症、虚血性心疾患、脳卒中、大腸がん、乳がん、胃がん、糖尿病、骨粗しょう
症などがあります。
- (1)食事を楽しみましょう
- (2)一日の食事のリズムから、健やかな生活リズムを
- (3)主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを
- (4)ごはんなどの穀類をしっかりと
- (5)野菜・果実、牛乳・乳製品、豆類、魚などを組み合わせて
- (6)食塩や脂肪は控えめに
- (7)適正体重を知り、日々の活動に見合った食事量を
- (8)食文化や地域の産物を活かし、ときには新しい料理も
- (9)調理や保存を上手にして無駄や廃棄を少なく
- (10)自分の食生活を見直してみましょう…